2024/6/4 16:00~ DGS meeting
- 宮川、山本、押野、池田、川本
1. 2024年度予算
DGS total: 3100 -> 1550
- Test bench for O5: 300
- Dolphin: 900
- IRIG-B card x10: 400
- PC/Network maintenance: 300
20bit ADC: 200 -> 2枚買えたら
16bit ADC (現在rev.Cが13枚ある): 300 -> 4枚買えたら
- Adnacom x20: 200
- X end optical fiber cable: 100
- Optical fiber cable at corner station for new IO chassis: 400
1. IO chassis
- (6/4) 2台のIO chassisを一つの電源に繋いで、1台落とすと、もう一台のリアルタイムモデルが落ちる。
- 30Aを2台使い、1本のケーブルの空いているマイナス側に繋ぐ。
- グリッチなのか突入電流なのか切り分ける。
2. Dolphin
(2/6) DolphinのGEN3がLIGOでまだ使っていないので、もしかしたら使えない可能性がある。その場合GEN2を用意する必要があるが、そもそもまだ買えるかどうかもわからない。-> (4/2) GEN2が在庫なしということがわかった。
- DGS upgradeが2025年1月以降。O5は2027年頭の予定、30ヶ月やる予定なので、2030年とか。
- FrameCPPのバージョンが今のDAQだと対応できないかもしれない。もしDolphinもRFMも対応しないなら、自分たちで対応するように書き換えるか。
- (3/5) LIGOではPX(GEN3)と次世代のMX(GEN4)をテストしているが問題がでる。
- 我々はPXを持っている。別日程で、今後どうするか少し打ち合わせ。
- DolphinドライバーがLIGOとDolphin社の間でしか使わない契約になっている。LIGOのほうでKAGRAが使えないか問い合わせてくれている。
(6/4) https://gwdoc.icrr.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/private/DocDB/ShowDocument?docid=15586
- ハードを変えるのが得そう。ソフトは3.5.1までなので、そこまで変える価値があるか?
- ハードを変えておくと、GEN3が使えるようになった時にすぐにVer.5台に変更できる。
- まずはPCとIO chassisをセンターの2階から入れ替え。
- RFMは新しいPCではプロファイルの高さの関係で使えない。
- ハードを変えるのが得そう。ソフトは3.5.1までなので、そこまで変える価値があるか?
3. MTP光ファイバーケーブル
- Endの1-2階間をどうするか?logn Dolphinを1、2階共に設置するか、計算機を(2階に)集めてIOシャーシを1台1階におく。1ー2階のネットワークも増やす。
- IRIG-Bシャーシが2台浮くことになる。
- 別計算機を立ち上げて、新IO chassisとDonphiin GEN3のテストをするといい。
- O4bが始まる前に見込みをつけておいた方がいい。
- V4が数台。Xeon Gold 27台ある。Dolphin(制御をDAQ)とIRIG-B、DGSを全てハーフハイトで。
- DC0で16個のend point(スレッドに相当)が立ちあがる。30台のRTPCからデータを受け取る。コアが12個なので、入れ替えながら受け取る。NIC1台で32個のエンドポイントを扱えるのでNICを増やすか、コア数を増やすかするといい。エンドポイントを1ー2年前に8個から16個に増やした。
- 古いIO chassisはGEN1で動いているので、biosのGEN3モードで動くかどうかのテストをする必要がある。
- センター1階は予算があれば進める。最終的にはBSあたりとIOOあたりの2か所で、段階的にやってもいい。
- エンドはMTPは無しでも良く、1-2階間のマルチモードの8芯以上の追加がX,Y共に必要。
- センター2FのPCとIO chassisを置き換えることを考える。既存のものと一緒において、すぐに戻せるような体制でテスト。IRIG-BとFanoutを余らせるのがここでの最終目的。
- (6/4) Xendの工事完了。
- Y-endはシングルの24本を敷設したはずなので、それを使うか?マルチモードで使えるか、確認。
- (6/4) Yendを100mで今年度中に工事?
4. テストベンチ
- テストベンチもう1系統制作中(押野)
PX Dolphinのテスト -> 4kmはLIGOでもまだできてない。できているのはIX Dolphin。
- Debian11
Center 1F <--> 2F 光ファイバーテスト
- 1FにRTPC 2FにIOシャーシ or 1FにIOシャーシ 2FにRTPC
- テストベンチのIRIGボードが2枚抜き取られている
- X500にある?
(9/5) 台湾グループがLineノイズ解析のための2Uのサーバーをテストサーバ(結局コントロールルーム横のサーバー室)にとりあえず1台入れたがっている。Real timeとLow latencyでやることになるので、サイトにインストールすることが必要。LVKの翌週を考えている。窓口は山本君->PEMに引き継ぎが。
- (11/7) LIGOのrunで使われていたRCGを使うのがいいのでは?例えば5.1.2。
- (12/5) 三代君が以前バラしたIRIG-Bの基板が回路室から回収された。
(2/6) k1bootで現在のoptが動かなくて、元に戻しても動かなくなってしまった。-> 最初からつくりなおす。
- (3/5) puppetを壊してしまったので、いくつか修理した。
- (3/5) ADCのrev.Cでうまくタイミングが取得できることを(1/13枚で)確認した。JGWDocの情報を更新する予定。
- (3/5) PX Dolohinのテストを中心にしばらく続ける。LIGOで動かせるようになるのをまって、KAGRAではインストール手法を確立しておく。
- (3/5) 天文台でsqueezer用のものを作ろうと考えている。テストベンチ規模になるなら、使っていないV2を送るかもしれない。押野君が出張するかも。
- (4/2) 同期が取れないのでDolphinが動かないのでは?なのでRTPCにIRIG-Bカードが必要なのでは?今のシステムだとTDSが必須なので、それでもIRIG-Bだけで動くようにコードを書き換える必要がありそう。
- (4/2) 新しいTiming slaveは既存とコンパチみたいだが、今Danielがやっているものとはまた別のよう。
- (4/2) bootサーバーを作り直した。RTモデルは動いたが、DCがレシーバーは動いているが、センダーがまだうまくいっていない。
- (6/4) puppetの手順書を書いている。
5. IPC glitch
- (4/2) DCのNIC(Myriyet)の2枚挿テストを今週再度やってみる。
- (6/4) かなり減った。5/17に作業して、その後3週間くらいで3回出ただけ。NICのカード1枚のキャパシティーが超えていたと考えられる。
- NIC1枚で16プロセル走らせることが可能。実際には二十数モデル走らせていたので、1モデル1プロセスになった。カードを増やしただけでなく、DCの2枚のカードごとのデータ量のバランスをとったことも効果があった。
- MXのビルドオプションが2枚用になっているので、もしかしたら3枚オプションとかが可能かもしれない。
6. 1ヶ月の進捗状況
- 時刻情報をすぐに比較できるようにしようと考えている。FPGAでSKのTDCというのを作るか?
- LIGOのComparatorは?
- (12/5) IMC susなどIO chassisの電源をACからDCに変えた。残りはIOO0,1 ALS。SR2がBSから数珠繋ぎになっているのは、配線依頼済み。エンドはまだいくつか、特に1階が手付かず。
- その際、電圧降下で立ち上がりにくいことがあった。ラック側の電圧が落ちないように、根元で少し上げておくのがいい。
- (12/5) k1bootが一旦落ちた。再起動で一お動き出した。システム領域にはディスクエラーはなかったが、データ領域にエラーが3つあった。でもそのエラーが落ちた理由とも思えない。
(12/5) minute trendが3月にいっぱいになるので、2月くらいに交換するといい。もう1系統バックアップを組んでおいた方がいいかも。-> 押野 -> k1nds0は完了して再起動した。knds1は今週再起動予定。
- (2/6 ) WS周りのアップグレードの準備を始めている。大体は動くが、diagguiやfotonなどバージョンによって動かないものがある。Debian10のサポートが夏に終わるので、O4bが問題になるかも。古いバージョンを使うことはできるので、もしかしたら観測優先で使い続けるかも。自由に外部に出れるのが問題か?ホワイトリスト方式にして、proxyサーバを立てたりするのま?
(3/5) Nonsensという、リアルタイムでノイズのサブトラクションをするのがある。サイトで、リアルタイムモデル上で動く。ASC->LSCや電源ライン系のサブトラクトに使われている。ただし、それとは別にオフラインでサブトラクトしている。
- (4/2) PCがちょくちょくダウンしている。2、3月で4台。古いRTSで数100日でダウンするバグがあるのかも。
8. GPS関連
- KAGRAのGPSに4月に大きなジャンプが起きた。
- SKに6月にCommon Viewの作業中に大きなジャンプが起きた。少なくとも4月には何もなかった。
- 9/13 天文学会で特別セッションで発表する。
- (5/9)衛星の数が正午に減るようなことはなさそう。
- まとめのグラフができた。
- (3/5) 川本君がやったことをまとめて話してくれるかも。時刻がズレる秒単位の比較のズレの「頻度」が変わると、ジャンプが起きるようだ。Timing masterを増やすか、Common Viewをもう一台増やして比較してみたい。
- (4/2) common viewを修理で送りかえした。予備を買う?メンテナンスの更新。
- (6/4) 4/2に送り返して、戻ってきたあとGPSアンテナのコネクタが壊れたの、霜出さんに修理してもらった。その後は安定して動いている。
- (6/4) 3/19で時刻差が0秒から20n秒付近に変わった。(川本)
9. メンテンナス
古いUPSバッテリーを一斉交換する。-> 山本 -> 9/6:すでに切れているものは交換した。O4までに、後2台残っている。
10. 玉木君のKEKでの実験
- HPCD x4、AA/AI x1、WFx3 はある。サテライトボックスを確認。
- STDAで構築、ADC1枚、DAC1枚。
12. IP 枯渇問題
- 押野君がWS networkを立てる案を作ってくれた。
- 10.60.10.XXのサブネットを変える。
- Oは多分無理。1週間くらいのメンテナンスデーが欲しい。
- 10/4 EPICS信号をTCP/IPのネットワークから分ける。(池田)
- awgはnds経由で指令しているのか?
- O4以前は諦める。
13. Interlock
- (12/5) 11月に両エンドのリモート操作(MEDM経由)が可能になった。その後、自己判断するようなもの(ハードワイヤ)を組み込む。
- (2/6) 1月後半に上久保田さんがきて、GVに入れる打ち合わせをした。
(3/5) 3/13-15に上久保田さんが来る。GVの1セット目の完成を目指す。 -> (4/2) 設計と打ち合わせをして、現在実装している最中。
=== 14. common mode servo ====
- (4/2) 16dBから15dBの切り替えで、15dBも16dBも共にオンになり140usの間31dBになる。15dBから16dBの切り替えも同様になることがわかった。これまでの調査から少なくともデジタル側で問題がある。ソフトか、BOカードかはまだ不明。オフセットが問題ではなさそうなことが判明した。ソフト側でなさそうなこともわかった。
- BOとBIOに違いがあるかをチェック。
- (6/4) 結局リアルタイムモデルに時間差を実装して解決した。
長期的でやるタスク
- 大きいモニターもいずれ交換。O4a後くらいか?
坑内のIOO付近のWi-Fiを安定化させる。-> クリーンブース内を有線化
- テストベンチ。
- Dolphinが主流に。DAQもDolphin。
- SINETのアップグレード
- 坑内ネットワークのアップグレード
- 新IO chassisをどう稼動させていくか?
- 今回買った計算機で稼動
- RGCのアップグレード
- DCの冗長化
- 20bit DAC
- 18bit ADC
- タイミング関連が変わる。
- 計算機のreplace
- 回路の交換
- 柏と神岡の10G化
- 柏が止まる時の逃げ道、冗長性など
- 予算
To do
ケーブル
- 計算機室の出口のケーブル整理。
その他
D-SUB37pinケーブルを作る。-> 必要なケーブルの種類とラフな本数を見積もる。
今後の予定
- 次回: 7月2日(火) 16:00~
- 次々回: 8月6日(火) 16:00~