Differences between revisions 9 and 10
Revision 9 as of 2019-09-22 14:17:17
Size: 1727
Comment:
Revision 10 as of 2019-09-22 14:25:51
Size: 2097
Comment:
Deletions are marked like this. Additions are marked like this.
Line 11: Line 11:
 * 解析に用いるデータはGoogleのサーバーにアップするので、'''KAGRAのDAQシステムで取得されたデータ(flame file)の解析に用いてはいけない。'''
   * KAGRAコレボレーター外にデータを流出することになるため。
   * あくまでChromebookで取得した.wavファイルの解析などのみを行う。

ChromebookでGWpyを使う

Chromebookのlinux terminalでGWpyを使おうと色々試したが、matplotlib が入らない、scipy が入らないなどの問題がある。

これはJupyter notebookを使えば解決するらしいが、そもそも非力なChromebookで解析をするというのはナンセンスである。

そこで、代わりにGoogle Colaboratoryを使う。

これはオンライン上で使えるJupyter notebookで、googleのGPUを使うため非力なマシンでも問題ない。

注意点

  • 解析に用いるデータはGoogleのサーバーにアップするので、KAGRAのDAQシステムで取得されたデータ(flame file)の解析に用いてはいけない。

    • KAGRAコレボレーター外にデータを流出することになるため。
    • あくまでChromebookで取得した.wavファイルの解析などのみを行う。
  • なぜかTimeSeriesのdxが自動的(dtからの伝搬や、crop元からの伝搬)に設定されないため、毎回手で入れる必要がある。でないとFFTとかできない

  • ROOTを使うのは難しい
    • pipやaptで一発で入れられるのではないため
    • ここ にやり方が載っているが、この通りやってもダメだった。

  • scipy.optimize.curve_fit が使えない
    • fitしたつもりになっても、パラメタが初期値のまま変わらない
    • LMFITなら使える。こちらの方が高機能っぽいため、推奨


実際にGWpyを動かした例:sample1

gwpy_test1.png


USBマイクで録音した.wavファイルをGWpyで解析する例 : sample2

gwpy_test2.png

KAGRA/Subgroups/PEM/Portable/GWpy_Chromebook (last edited 2019-09-22 14:25:51 by tatsuki.washimi)