ChromebookでGWpyを使う
Chromebookのlinux terminalでGWpyを使おうと色々試したが、matplotlib が入らない、scipy が入らないなどの問題がある。
これはJupyter notebookを使えば解決するらしいが、そもそも非力なChromebookで解析をするというのはナンセンスである。
そこで、代わりにGoogle Colaboratoryを使う。
これはオンライン上で使えるJupyter notebookで、googleのGPUを使うため非力なマシンでも問題ない。
注意点
解析に用いるデータはGoogleのサーバーにアップするので、KAGRAのDAQシステムで取得されたデータ(flame file)の解析に用いてはいけない。
- KAGRAコレボレーター外にデータを流出することになるため。
- あくまでChromebookで取得した.wavファイルの解析などのみを行う。
なぜかTimeSeriesのdxが自動的(dtからの伝搬や、crop元からの伝搬)に設定されないため、毎回手で入れる必要がある。でないとFFTとかできない
- ROOTを使うのは難しい
- pipやaptで一発で入れられるのではないため
ここ にやり方が載っているが、この通りやってもダメだった。
- scipy.optimize.curve_fit が使えない
- fitしたつもりになっても、パラメタが初期値のまま変わらない
LMFITなら使える。こちらの方が高機能っぽいため、推奨
実際にGWpyを動かした例:sample1
USBマイクで録音した.wavファイルをGWpyで解析する例 : sample2