AOS_Minutes20120928
KAGRA-ATC/ME meeting
- 日時: 2012年9月28日(金)10:00 - 11:15
- 場所:ATC打合室
- 出席者(以下敬称略): 大渕、齊藤、池之上、阿久津
内容
KAGRA狭角度散乱バッフルについて
公差、精度などを決めていく上で元となる図面を作成したので、その説明を行った。(ATC)
エッジ部分の処理や部品どうしの隙間などについて、今度は光学simulationで詳細をつめていく。仕上がり精度を確認するための測定治具の提案(ATC)
主な部品はすでに工場にある。なお、テーパ部に関してはダイアルゲージを壁面に垂直にあてるため、テーパ部は傾けて回転させるのがよさそう。部品3点をたがいに焼きばめをしたときの変形量を見積もった(ATC)
Inventorの表示結果の解釈などの詳細について議論。調査中。プロトタイプについて: いくつかの工法で見積もりをとった。(ATC)工法によって1桁の開きあり。
なお、これは下地+バフだけの部品のアセンブリまでのものであり、DLCコーティングのことを組み込んでいないので、これらを組み込んだものにしていく必要がある。
バフ前後の仕上がり精度も測定しておきたい。焼きばめで圧入した場合の結果変形する領域(前出の計算で推定しておく)に相当する部分を試作して嵌合ぐあいを確かめておきたい。
径の小さい(嵌合のしめしろ面積が小さい)ほうで検査すれば十分か。
A/I
- 上記、ATCで作成した詳細図面(たたき台)に対し、公差や精度の情報を埋めるべく光学simulationを行う(阿久津)
- 上記のとおり、試作をするにあたって、DLCをその行程に入れこむ方法について、調整を行う→KAGRA真空グループへ相談(阿久津)
- W型のバッフル(多重折り返し型)について検討を進める。(ATC)
- 製造会社における超高真空部品の取り扱いについて確認する(ATC)
この先検討していくべきこと
加工精度の評価の方法など。
溶接部分の光学的評価について。サンプルを別途用意?
持ち運びケースの作成が必要か?
嵌合圧入のテストをまずはATC工場内で行いたい
次回meeting予定
10/12(金)10:00- @ ATC打合室