Minute of LCGT Analog Electronics subgroup meeting 20110224
参加者: 宮川, 高橋, 宗宮, 神田, 斎藤, 三代木, 大前, 平松, 道村, 森脇.
Type-B review doiument:
を元に,前回資料:
の変更点を確認した. アナログ電気回路の受け持ち範囲を示す全体図 (Fig.1.1) と, 製作物リスト. 製作物リストには,必要個数,iLCGT で要るものと bLCGT で要るものの種別, 市販品使用か開発品か,が加えられた.
- Fig.1.1 について,高速制御系の信号をデジタル系でモニタできるように する件がまだ図に反映されていない.
=> 別途部分図を作ってそちらには入れる予定.
- センタールーム内の壁に AC100Vタップをつけることはアナログ電気回路の ポリシーに反しないか.
=> ブレーカーで AC 電圧を切れるようにしたうえで,センタルーム内に AC 線をはわせることは,可としたい.観測中に off にできるロータリーポンプの電源はそのようにする予定. 冷凍機の三相電動機等,観測中に off にできない AC 駆動機器も存在するので,「ACトランス,AC電動機は アナログ電気回路ラックと距離をとる」という方針にする予定.
- 現在の施設部の図面案では MC部屋の奥に配電盤を設けるようになっているが, 前室にくるように変えてもらう (三代木)
- Fig.1.1 について,suspended MC は 100kHz, MIF CARM は 10kHz 程度の 制御帯域が欲しいので,high speed servo で繋ぐべし.
- CARM 信号をとるポートは Suspended MC と主干渉計の間のピックオフ (反射テレスコープの透過光) になる予定. Faraday isolator も,Suspended MC と主干渉計の間に入る予定.
- 周波数安定化用 EOM は rigid MC の下流になる予定. - フォトディテクタの品種選定はどうなっているか. 大電流動作時に雑音特性が大丈夫かどうかに品種差があるので簡単ではない.
- 強度安定化用 PD はどこに置く予定か.
=> PRM 直前の反射型テレスコープの透過光が有力候補.
=> 入出力光学系の開発項目として真空中 PD の容器を加えておいて欲しい.
- グリーンロック系統の電気系が抜けている.
- Table.1.1 の RF PD の周波数は要修正.
- 誤: f1=45MHz, f2=16.785MHz
- 正: f1=16.875MHz, f2=45MHz
- Mach-Zehnder modulator (MZM) は,使わない設計が第一候補になったので, 単に modulator にしておく. 仮に MZM を入れるなら,その制御帯域は 100kHz-1MHz 程度になる予定.
- レビュー文章全体としてマネジメント方面の記述を強化すべし. かつてあまり経験のないほど多量の回路を業者に頼んでチェックするので, そのリスクと対処法に思いを巡らせておくべし.