2012/1/19 MIF会議議事録
会場: EVO, 本郷坪野研
参加者 麻生、道村、辰巳、山元、高橋、安東、山本、宮川、新井、和泉、阿久津
決定事項
- g-factorはNegativeとする
- g1=0.786, g2=0.602
- (R1=1.68km, R2=1.87km)
但し、鏡の製作が難しい場合は再検討
g-factor 決定における論点
1. Beam径 ETM=4.0cmは鏡の大きさから最大値
ITM=3.5cmはBS付近迷光の取り回しを考えて少し小さくした
ITMのコーティングは薄いので、熱雑音悪化はほぼ無い
2. 高次モードの腕への共振 PositiveとNegativeで差はない
3. 輻射圧による角度不安定性 フルパワーを入れた場合、PositiveだとWFSのUGFを10Hz以上に しないと不安定性を抑え込めない。WFSのショットノイズを考える とこれは非現実的。
4. Parametric Instability PositiveでもNegativeでも同様に発生の危険性がある。 むしろ、発生することを前提に対策を立てておく必要がある。
Green Lock
辰巳さんからノイズモデリングの説明があった。
要求値: 腕の変動がPSLから見て0.3pm RMS
結果: PSLの周波数雑音を除外して考えると、要求値より一桁下。
PSLの雑音レベル次第で要求値を満たせるかどうかが決まる。
今後:
- PSLの周波数安定化(MCまで)のモデルを組み込む(A/I 辰巳+学生)
- Green Lockの具体的な部品リスト(購入リスト)作成 (A/I 辰巳)
今後のタスク
- 個々人にアサイン可能なレベルまでBreak Downしたタスクリスト作成
- トンネル掘削中に何ができるのか検討
予算
(具体的な金額は省略)
測定機器、光学測定機器、機器制御、アナログ電子回路 etc
人件費(特にエンジニア)も要求