Mechanical Loss of coatings
コーティングロスの温度依存性は、日本で山元さんが測った結果と
グラスゴーとウィーンの研究グループが測った結果とで異なる。
山元さんの測定では温度依存性がないということになったが、
グラスゴーでは低温でロスが上昇し、20K付近でピークを迎える
という結果が得られた。常温とピークの比は3~4倍である。
それとは別に、ここで使われている値が、AdLIGOで想定されて
いるものよりやや悲観的である。AdLIGOではシリカのロスが
4e-5、タンタラのロスが2.4e-4である。