Mechanical Loss of coatings

コーティングロスの温度依存性は、日本で山元さんが測った結果と

グラスゴーとウィーンの研究グループが測った結果とで異なる。

山元さんの測定では温度依存性がないということになったが、

グラスゴーでは低温でロスが上昇し、20K付近でピークを迎える

という結果が得られた。常温とピークの比は3~4倍である。


それとは別に、ここで使われている値が、AdLIGOで想定されて

いるものよりやや悲観的である。AdLIGOではシリカのロスが

4e-5、タンタラのロスが2.4e-4である。

LCGT/subgroup/ifo/ISC/ClassicalNoise/issue5 (last edited 2010-06-03 14:40:33 by YoichiAso)