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* 症状: 数字が出て、0以外の数が表示されているが、数字が動かない * 原因: 最初のADCにtiming信号が入っていない -> 65536Hz, 0-5V square wavesがADCにきちんと入力されているかチェック。 |
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* 症状: channel名が出てこない: * 原因: awgtpmanが走っていない。[[#awg|[解決策] ]] * 原因: daqdが動いていない。[[#daqd|[解決策] ]] * 症状: DAQ channel名は見えるがTP channelが一つも出てこない: * 原因: masterファイルに問題がある[[#master|[解決策] ]] * 症状: 現在のデータも過去のデータも見えない: * 原因: ndsが動いていない。[[#nds|[解決策] ]] * 症状: 現在のデータは見えるが、過去のデータが見えない: * 原因: daqdが動いていない。[[#daqd|[解決策] ]] * 症状: 過去のデータは見えるが、現在のデータが見えない: * 原因: DAQ networkのどこかが切れている。 * 症状: データは見えるが、数十秒で止まる。 * 原因: daqdが動いていない。[[#daqd|[解決策] ]] * 原因: storageにうまく書き込めない。 [[#frames|[解決策] ]] |
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* 症状: channel名が出てこない: * 原因: real time moduleが走っていない。 [[#modules|[解決策] ]] * 原因: awgtpmanが走っていない。[[#awg|[解決策] ]] * 症状: 現在のデータも過去のデータも見えない: * 原因: real time moduleが走っていない。 [[#modules|[解決策] ]] * 原因: ndsが動いていない。[[#nds|[解決策] ]] * 症状: 現在のデータは見えるが、過去のデータが見えない: * 原因: daqdが動いていない。[[#daqd|[解決策] ]] * 症状: 過去のデータは見えるが、現在のデータが見えない: * 原因: DAQ networkのどこかが切れている。 |
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* 原因: real time moduleが走っていない。 [[#modules|[解決策] ]] | |
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* 原因: daqdが動いていない。[[#daqd|[解決策] ]] * 症状: DAQ channel名は見えるがTP channelが一つも出てこない: * 原因: masterファイルに問題がある[[#master|[解決策] ]] * 症状: dataviewerではchannel名が出てくるのに、diagguiでは出てこない: .diag -iでチェック{{{ desktop1:burt>diag -i Diagnostics configuration: awg 22 0 192.168.11.100 822095894 1 192.168.11.100 awg 88 0 192.168.11.100 822095960 1 192.168.11.100 nds * * 127.0.0.1 8088 * 127.0.0.1 nds * * 192.168.11.100 8088 * 192.168.11.100 tp 22 0 192.168.11.100 822091798 1 192.168.11.100 tp 88 0 192.168.11.100 822091864 1 192.168.11.100 }}} ndsのところがmaster等となっていないことを確認。 * 原因: /opt/rtcds/kamioka/k1/target/gds/param/diag_K.confの設定が間違っている。 |
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* 原因: real time moduleが走っていない。 [[#modules|[解決策] ]] | |
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* /opt/rtcds/kamioka/k1/target/k1vex/scripts/startupK1rtを見ると、insmodコマンドでRT modelをLinuxカーネルのmoduleとして起動していることが分かる。ログが/opt/rtcds/kamioka/k1/target/k1vex/logs/log.txtに書かれているので、見る。 * 起動できない原因の一つが、現在走っているlinuxカーネルと違うバージョンのカーネルの元でbuildされた可能性がある。その場合現在走っているカーネルで[[KAGRA/Subgroups/DGS/Manual/BuildModel|再ビルド]]しなくてはならない。 * 現在のカーネルのバージョンはuname -aで分かる。 * /opt/rtcds/kamioka/k1/target/k1vex/k1vexepics/burt以下にログがたまっているとうまくRT moduleが立ち上がらないことが確認されている。その場合、そこにあるログを全て削除し、cd ..で一つ上がってsudo chown root:root burtとしておくと次回からはうまく立ち上がるようになるはずである。 * それでもRT moduleが走らない場合、matlabで.mdlファイルを開いて、左上の方にあるモデルを定義しているboxのオプションをよく見るといい。例えば、Dolphin RFMが無いのにpciRFM=1が設定されていると、RT moduleをinsmodするところで Unknown sumbol in module というエラーで読み込めなくなる。 |
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* pipeの指定が正しいか確認。daqdrc.nds0等の中でnds-jobs-dirを指定しているが、これがpipeに引き渡す位置になる。基本的にfb以下にpipeがあるのでfbまでの指定とする。この場合{{{ T0=15-04-30-06-34-40; Length=600 (s) No data output. .. done read(); errno=0 LONG: DataRead = -1 No data found }}}と言うようなエラーメッセージがdataviewerから出る。また、diagguiでも過去データは見えない。 <<Anchor(master)>> * /opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/masterをチェック。特に最終行の最後に改行が入っているか。 |
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* /framesいかがいっぱいになっていないか? | * /frames以下にきちんと書き込めているか? |
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* /dev/sdc1があるかチェック。3台目のHDDがsdcとなるので、2台目を抜いてきどうしたりすると本来sdcになるものがsdbになってしまったりすることがある。 */frame/full/XXXX/以下にファイルが随時書き込まれていくか確認してみる。 |
Check list for real time system
Real time systemを動かすために、どのようなモジュール、サービス、ソフトなどが必要かはここに書いてある。
Simple check list
medmに数字が出て、その数字が変化しているか? [How to check]
- 症状: 数字が出ない
- 症状: 数字が出ても0のまま動かない
- 症状: 数字が出て、0以外の数が表示されているが、数字が動かない
原因: 最初のADCにtiming信号が入っていない -> 65536Hz, 0-5V square wavesがADCにきちんと入力されているかチェック。
dataviewerで現在、及び過去のデータが見えるか? [How to check]
- 症状: channel名が出てこない:
- 症状: DAQ channel名は見えるがTP channelが一つも出てこない:
原因: masterファイルに問題がある[解決策]
- 症状: 現在のデータも過去のデータも見えない:
原因: ndsが動いていない。[解決策]
- 症状: 現在のデータは見えるが、過去のデータが見えない:
原因: daqdが動いていない。[解決策]
- 症状: 過去のデータは見えるが、現在のデータが見えない:
- 原因: DAQ networkのどこかが切れている。
- 症状: データは見えるが、数十秒で止まる。
症状: diagguiではデータが見えるのに、dataviewerでは
Error in obtaining chan info. Connecting....connect(); errno=111
というメッセージが出て、channel名が出てこない:原因: dataviewerのバージョンがRTSのバージョンに比べて古い、もしくはLinuxのカーネルとバージョンがあっていない->RTSのバージョンに一致したdataviewerをビルドしてインストールする。[How to install]
diaggui(DTT)で現在、及び過去のデータが見えるか? [How to check]
- 症状: channel名が出てこない:
- 症状: DAQ channel名は見えるがTP channelが一つも出てこない:
原因: masterファイルに問題がある[解決策]
- 症状: dataviewerではchannel名が出てくるのに、diagguiでは出てこない:
diag -iでチェック
desktop1:burt>diag -i Diagnostics configuration: awg 22 0 192.168.11.100 822095894 1 192.168.11.100 awg 88 0 192.168.11.100 822095960 1 192.168.11.100 nds * * 127.0.0.1 8088 * 127.0.0.1 nds * * 192.168.11.100 8088 * 192.168.11.100 tp 22 0 192.168.11.100 822091798 1 192.168.11.100 tp 88 0 192.168.11.100 822091864 1 192.168.11.100
ndsのところがmaster等となっていないことを確認。- 原因: /opt/rtcds/kamioka/k1/target/gds/param/diag_K.confの設定が間違っている。
- 症状: synchronization errorがでる:
原因: real time PCの計算機自身の時間と、real time software上の時間がずれてしまっている。->real time PCを再起動。
- 症状: time outになってしまう:
原因: real time PCとdiagguiを走らせているclient PCの内部時間がずれている。->client PCのntpが動いていているか確認。時刻を合わせる。
- 症状: 現在のデータも過去のデータも見えない:
原因: ndsが動いていない。[解決策]
- 症状: 現在のデータは見えるが、過去のデータが見えない:
原因: daqdが動いていない。[解決策]
- 症状: 過去のデータは見えるが、現在のデータが見えない:
- 原因: DAQ networkのどこかが切れている。
上記項目がおかしい場合、まず試すこと
mbuf及び、real time moduleは動いているか?
controls@standalone ~ $ lsmod Module Size Used by k1vex 9455730 0 k1x01 9198550 1 k1vex mbuf 7317 10 k1vex,k1x01
とmbufが動いていて、モジュールとしてIOCとreal time model(ここでは一例としてk1vex及びk1x01)が走っているか?- mbufは/etc/rc.localから呼び出されている。
RT model等は/opt/rtcds/kamioka/k1/scripts/startk1vex等から呼び出されている(startスクリプトの一例)。これをたどっていくと、何が起動されているかが分かる。ここも参照するといい。
- /opt/rtcds/kamioka/k1/target/k1vex/scripts/startupK1rtを見ると、insmodコマンドでRT modelをLinuxカーネルのmoduleとして起動していることが分かる。ログが/opt/rtcds/kamioka/k1/target/k1vex/logs/log.txtに書かれているので、見る。
起動できない原因の一つが、現在走っているlinuxカーネルと違うバージョンのカーネルの元でbuildされた可能性がある。その場合現在走っているカーネルで再ビルドしなくてはならない。
- 現在のカーネルのバージョンはuname -aで分かる。
- /opt/rtcds/kamioka/k1/target/k1vex/k1vexepics/burt以下にログがたまっているとうまくRT moduleが立ち上がらないことが確認されている。その場合、そこにあるログを全て削除し、cd ..で一つ上がってsudo chown root:root burtとしておくと次回からはうまく立ち上がるようになるはずである。
- それでもRT moduleが走らない場合、matlabで.mdlファイルを開いて、左上の方にあるモデルを定義しているboxのオプションをよく見るといい。例えば、Dolphin RFMが無いのにpciRFM=1が設定されていると、RT moduleをinsmodするところで Unknown sumbol in module というエラーで読み込めなくなる。
epics caRepeater及びepics IOCが走っているか?
controls@standalone ~ $ ps -ef | grep epics controls 5045 1 0 14:38 ? 00:00:00 /opt/rtapps/epics/base/bin/linux-x86_64/caRepeater controls 5085 1 0 14:38 ? 00:00:01 ./k1x01epics k1x01epicsK1.cmd controls 5189 1 4 14:38 ? 00:00:10 ./k1vexepics k1vexepicsK1.cmd
- caRepeaterは/etc/rc.localから呼び出されている。
- それぞれのモデルのepics IOCは、それぞれのモデルのstartスクリプトから起動されている。
log(example): /opt/rtcds/kamioka/k1/target/k1vex/k1vexepics/iocK1.log
- burtは1になっているか?
- medmで/opt/rtcds/kamioka/k1/medm/k1x01/K1X01_GDS_TP.adlや/opt/rtcds/kamioka/k1/medm/k1vex/K1VEX_GDS_TP.adlを開いて「BURT」のところが緑になっているか確認する。
- WatchdogがOFFになっていないか?
- /opt/rtcds/kamioka/k1/medm/k1vex/K1VIS_ETMX_F0.adlを開いて、右下のWatchdogがONになっていることを確認。
awgtpmanは走っているか?
controls@standalone ~ $ ps -ef | grep awg root 5159 1 0 14:38 ? 00:00:12 /opt/rtcds/kamioka/k1/target/gds/bin/awgtpman -s k1x01 -4 -l /opt/rtcds/kamioka/k1/target/gds/awgtpman_logs/k1x01.log root 5280 1 0 14:39 ? 00:00:12 /opt/rtcds/kamioka/k1/target/gds/bin/awgtpman -s k1vex -l /opt/rtcds/kamioka/k1/target/gds/awgtpman_logs/k1vex.log
- それぞれのモデルのawgtpmanは、それぞれのモデルのstartスクリプトから起動されている。
log: /opt/rtcds/kamioka/k1/target/gds/awgtpman_logs/k1vex.log
ndsは走っているか?
controls@standalone ~ $ ps -ef | grep nds controls 5534 1 0 14:39 ? 00:00:00 su controls -c /opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/nds /opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/pipe controls 5539 5534 0 14:39 ? 00:00:00 /opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/nds /opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/pipe
ndsは/etc/inittabから呼び出されている
controls@standalone ~ $ tail -n 2 /etc/inittab fb:2345:respawn:/opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/start_daqd.inittab nds:2345:respawn:/opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/start_nds.inittab
- log: /opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/logs/nds.log (通常問題なく起動するとログには何も記述されない)
daqdは走っているか?
controls@standalone ~ $ ps -ef | grep daqd controls 20077 1 0 16:42 ? 00:00:00 su controls -c /opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/daqd -c /opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/daqdrc controls 20081 20077 3 16:42 ? 00:00:00 /opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/daqd -c /opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/daqdrc
daqdは/etc/inittabから呼び出されている
controls@standalone ~ $ tail -n 2 /etc/inittab fb:2345:respawn:/opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/start_daqd.inittab nds:2345:respawn:/opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/start_nds.inittab
- daqdが走っているかどうかの確認方法の一つは/frames以下にfame dataが書き込まれているかどうかを見ることである。
pipeの指定が正しいか確認。daqdrc.nds0等の中でnds-jobs-dirを指定しているが、これがpipeに引き渡す位置になる。基本的にfb以下にpipeがあるのでfbまでの指定とする。この場合
T0=15-04-30-06-34-40; Length=600 (s) No data output. .. done read(); errno=0 LONG: DataRead = -1 No data found
と言うようなエラーメッセージがdataviewerから出る。また、diagguiでも過去データは見えない。
- /opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/masterをチェック。特に最終行の最後に改行が入っているか。
- /frames以下にきちんと書き込めているか?
- dfコマンドで/dev/sdc1の空き容量をチェック。
- /dev/sdc1があるかチェック。3台目のHDDがsdcとなるので、2台目を抜いてきどうしたりすると本来sdcになるものがsdbになってしまったりすることがある。
- /frame/full/XXXX/以下にファイルが随時書き込まれていくか確認してみる。
More check list
- ezcaコマンド群は問題なく動くか?
- BURTは裏できちんと動いていて、epicsの変化を記録しているか?
- Conlogは作動しているか?
- CPU meterの値は十分小さいか?
Model building test
- Client Workstation上でMatlabが立ち上がるか?
- modelをbuildできるか?
- 再起動で問題なく動くか?
動作の挙動がおかしい
- RTSの動作が重い、medmの各K1XXX_GDS_TP.adlの「CYC/USR」の左の数字が黄色または赤になっている:
原因: データ保存用HDDがいっぱいになっている。 [解決策]