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Line 13: Line 13:
   * 原因: clientのネットワーク設定がうまくいっていない。[解決策:ネットワーク設定を注意深く見る。特にdefault gatewayがおかしいとping等は通ってもepicsの数字がでないことがある。また、ifconfigでみてbroadcastが最後の3桁以外がが255になっているときも、この様な現象が起きる。]
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  * 症状: DAQ channel名は見えるがTP channelが一つも出てこない:
   * 原因: masterファイルに問題がある[[#master|[解決策] ]]
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   * 原因: daqdが動いていない。[[#daqd|[解決策] ]]
Line 41: Line 46:
  * 症状: DAQ channel名は見えるがTP channelが一つも出てこない:
   * 原因: masterファイルに問題がある[[#master|[解決策] ]]
  * 症状: dataviewerではchannel名が出てくるのに、diagguiでは出てこない:
   .diag -iでチェック{{{
desktop1:burt>diag -i
Diagnostics configuration:
awg 22 0 192.168.11.100 822095894 1 192.168.11.100
awg 88 0 192.168.11.100 822095960 1 192.168.11.100
nds * * 127.0.0.1 8088 * 127.0.0.1
nds * * 192.168.11.100 8088 * 192.168.11.100
tp 22 0 192.168.11.100 822091798 1 192.168.11.100
tp 88 0 192.168.11.100 822091864 1 192.168.11.100
}}} ndsのところがmaster等となっていないことを確認。
   * 原因: /opt/rtcds/kamioka/k1/target/gds/param/diag_K.confの設定が間違っている。
Line 67: Line 86:
   * 現在のカーネルのバージョンはuname -aで分かる。     * 現在のカーネルのバージョンはuname -aで分かる。
   * /opt/rtcds/kamioka/k1/target/k1vex/k1vexepics/burt以下にログがたまっているとうまくRT moduleが立ち上がらないことが確認されている。その場合、そこにあるログを全て削除し、cd ..で一つ上がってsudo chown root:root burtとしておくと次回からはうまく立ち上がるようになるはずである。
   * それでもRT moduleが走らない場合、matlabで.mdlファイルを開いて、左上の方にあるモデルを定義しているboxのオプションをよく見るといい。例えば、Dolphin RFMが無いのにpciRFM=1が設定されていると、RT moduleをinsmodするところで Unknown sumbol in module というエラーで読み込めなくなる。
Line 123: Line 144:
Line 126: Line 146:
  * pipeの指定が正しいか確認。daqdrc.nds0等の中でnds-jobs-dirを指定しているが、これがpipeに引き渡す位置になる。基本的にfb以下にpipeがあるのでfbまでの指定とする。この場合{{{

T0=15-04-30-06-34-40; Length=600 (s)
No data output.
.. done
read(); errno=0
LONG: DataRead = -1
No data found
}}}と言うようなエラーメッセージがdataviewerから出る。また、diagguiでも過去データは見えない。

<<Anchor(master)>>
 * /opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/masterをチェック。特に最終行の最後に改行が入っているか。

Check list for real time system

Real time systemを動かすために、どのようなモジュール、サービス、ソフトなどが必要かはここに書いてある。


Simple check list

  1. medmに数字が出て、その数字が変化しているか? [How to check]

    • 症状: 数字が出ない
      • 原因: epics IOCが立ち上がっていない。 [解決策]

      • 原因: mbufが走っていないためepics IOCが起動できない。 [解決策]

      • 原因: caRepeaterが起動していない。 [解決策]

      • 原因: clientのネットワーク設定がうまくいっていない。[解決策:ネットワーク設定を注意深く見る。特にdefault gatewayがおかしいとping等は通ってもepicsの数字がでないことがある。また、ifconfigでみてbroadcastが最後の3桁以外がが255になっているときも、この様な現象が起きる。]
    • 症状: 数字が出ても0のまま動かない
      • 原因: burtが0のままである。[解決策]

      • 原因: real time moduleが走っていない。 [解決策]

    • 症状: 数字が出て、0以外の数が表示されているが、数字が動かない
      • 原因: 最初のADCにtiming信号が入っていない -> 65536Hz, 0-5V square wavesがADCにきちんと入力されているかチェック。

  2. dataviewerで現在、及び過去のデータが見えるか? [How to check]

    • 症状: channel名が出てこない:
    • 症状: DAQ channel名は見えるがTP channelが一つも出てこない:
      • 原因: masterファイルに問題がある[解決策]

    • 症状: 現在のデータも過去のデータも見えない:
    • 症状: 現在のデータは見えるが、過去のデータが見えない:
    • 症状: 過去のデータは見えるが、現在のデータが見えない:
      • 原因: DAQ networkのどこかが切れている。
    • 症状: データは見えるが、数十秒で止まる。
    • 症状: diagguiではデータが見えるのに、dataviewerでは

      Error in obtaining chan info.
      Connecting....connect(); errno=111
      というメッセージが出て、channel名が出てこない:
      • 原因: dataviewerのバージョンがRTSのバージョンに比べて古い、もしくはLinuxのカーネルとバージョンがあっていない->RTSのバージョンに一致したdataviewerをビルドしてインストールする。[How to install]

  3. diaggui(DTT)で現在、及び過去のデータが見えるか? [How to check]

    • 症状: channel名が出てこない:
    • 症状: DAQ channel名は見えるがTP channelが一つも出てこない:
      • 原因: masterファイルに問題がある[解決策]

    • 症状: dataviewerではchannel名が出てくるのに、diagguiでは出てこない:
      • diag -iでチェック

        desktop1:burt>diag -i
        Diagnostics configuration:
        awg 22 0 192.168.11.100 822095894 1 192.168.11.100
        awg 88 0 192.168.11.100 822095960 1 192.168.11.100
        nds * * 127.0.0.1 8088 * 127.0.0.1
        nds * * 192.168.11.100 8088 * 192.168.11.100
        tp 22 0 192.168.11.100 822091798 1 192.168.11.100
        tp 88 0 192.168.11.100 822091864 1 192.168.11.100
        ndsのところがmaster等となっていないことを確認。
      • 原因: /opt/rtcds/kamioka/k1/target/gds/param/diag_K.confの設定が間違っている。
    • 症状: synchronization errorがでる:
      • 原因: real time PCの計算機自身の時間と、real time software上の時間がずれてしまっている。->real time PCを再起動。

    • 症状: time outになってしまう:
      • 原因: real time PCとdiagguiを走らせているclient PCの内部時間がずれている。->client PCのntpが動いていているか確認。時刻を合わせる。

    • 症状: 現在のデータも過去のデータも見えない:
    • 症状: 現在のデータは見えるが、過去のデータが見えない:
    • 症状: 過去のデータは見えるが、現在のデータが見えない:
      • 原因: DAQ networkのどこかが切れている。


上記項目がおかしい場合、まず試すこと

  1. mbuf及び、real time moduleは動いているか?

    controls@standalone ~ $ lsmod
    Module                  Size  Used by
    k1vex                9455730  0
    k1x01                9198550  1 k1vex
    mbuf                    7317  10 k1vex,k1x01
    とmbufが動いていて、モジュールとしてIOCとreal time model(ここでは一例としてk1vex及びk1x01)が走っているか?
    • mbufは/etc/rc.localから呼び出されている。
    • RT model等は/opt/rtcds/kamioka/k1/scripts/startk1vex等から呼び出されている(startスクリプトの一例)。これをたどっていくと、何が起動されているかが分かる。ここも参照するといい。

      • /opt/rtcds/kamioka/k1/target/k1vex/scripts/startupK1rtを見ると、insmodコマンドでRT modelをLinuxカーネルのmoduleとして起動していることが分かる。ログが/opt/rtcds/kamioka/k1/target/k1vex/logs/log.txtに書かれているので、見る。
      • 起動できない原因の一つが、現在走っているlinuxカーネルと違うバージョンのカーネルの元でbuildされた可能性がある。その場合現在走っているカーネルで再ビルドしなくてはならない。

        • 現在のカーネルのバージョンはuname -aで分かる。
      • /opt/rtcds/kamioka/k1/target/k1vex/k1vexepics/burt以下にログがたまっているとうまくRT moduleが立ち上がらないことが確認されている。その場合、そこにあるログを全て削除し、cd ..で一つ上がってsudo chown root:root burtとしておくと次回からはうまく立ち上がるようになるはずである。
      • それでもRT moduleが走らない場合、matlabで.mdlファイルを開いて、左上の方にあるモデルを定義しているboxのオプションをよく見るといい。例えば、Dolphin RFMが無いのにpciRFM=1が設定されていると、RT moduleをinsmodするところで Unknown sumbol in module というエラーで読み込めなくなる。

  • epics caRepeater及びepics IOCが走っているか?

    controls@standalone ~ $ ps -ef | grep epics
    controls  5045     1  0 14:38 ?        00:00:00 /opt/rtapps/epics/base/bin/linux-x86_64/caRepeater
    controls  5085     1  0 14:38 ?        00:00:01 ./k1x01epics k1x01epicsK1.cmd
    controls  5189     1  4 14:38 ?        00:00:10 ./k1vexepics k1vexepicsK1.cmd

  • burtは1になっているか?
    • medmで/opt/rtcds/kamioka/k1/medm/k1x01/K1X01_GDS_TP.adlや/opt/rtcds/kamioka/k1/medm/k1vex/K1VEX_GDS_TP.adlを開いて「BURT」のところが緑になっているか確認する。

  • WatchdogがOFFになっていないか?
    • /opt/rtcds/kamioka/k1/medm/k1vex/K1VIS_ETMX_F0.adlを開いて、右下のWatchdogがONになっていることを確認。

  • awgtpmanは走っているか?

    controls@standalone ~ $ ps -ef | grep awg
    root      5159     1  0 14:38 ?        00:00:12 /opt/rtcds/kamioka/k1/target/gds/bin/awgtpman -s k1x01 -4 -l /opt/rtcds/kamioka/k1/target/gds/awgtpman_logs/k1x01.log
    root      5280     1  0 14:39 ?        00:00:12 /opt/rtcds/kamioka/k1/target/gds/bin/awgtpman -s k1vex -l /opt/rtcds/kamioka/k1/target/gds/awgtpman_logs/k1vex.log

  • ndsは走っているか?

    controls@standalone ~ $ ps -ef | grep nds
    controls  5534     1  0 14:39 ?        00:00:00 su controls -c /opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/nds /opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/pipe
    controls  5539  5534  0 14:39 ?        00:00:00 /opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/nds /opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/pipe
    • ndsは/etc/inittabから呼び出されている

      controls@standalone ~ $ tail -n 2 /etc/inittab
      fb:2345:respawn:/opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/start_daqd.inittab
      nds:2345:respawn:/opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/start_nds.inittab
    • log: /opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/logs/nds.log (通常問題なく起動するとログには何も記述されない)

  • daqdは走っているか?

    controls@standalone ~ $ ps -ef | grep daqd
    controls 20077     1  0 16:42 ?        00:00:00 su controls -c /opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/daqd -c /opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/daqdrc
    controls 20081 20077  3 16:42 ?        00:00:00 /opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/daqd -c /opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/daqdrc
    • daqdは/etc/inittabから呼び出されている

      controls@standalone ~ $ tail -n 2 /etc/inittab
      fb:2345:respawn:/opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/start_daqd.inittab
      nds:2345:respawn:/opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/start_nds.inittab
    • log: /opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/logs/daqd.log

    • daqdが走っているかどうかの確認方法の一つは/frames以下にfame dataが書き込まれているかどうかを見ることである。
    • pipeの指定が正しいか確認。daqdrc.nds0等の中でnds-jobs-dirを指定しているが、これがpipeに引き渡す位置になる。基本的にfb以下にpipeがあるのでfbまでの指定とする。この場合

      T0=15-04-30-06-34-40; Length=600 (s)
      No data output.
      .. done
      read(); errno=0
      LONG: DataRead = -1
      No data found
      と言うようなエラーメッセージがdataviewerから出る。また、diagguiでも過去データは見えない。

  • /opt/rtcds/kamioka/k1/target/fb/masterをチェック。特に最終行の最後に改行が入っているか。

  • /frames以下にきちんと書き込めているか?
    • dfコマンドで/dev/sdc1の空き容量をチェック。
    • /dev/sdc1があるかチェック。3台目のHDDがsdcとなるので、2台目を抜いてきどうしたりすると本来sdcになるものがsdbになってしまったりすることがある。
    • /frame/full/XXXX/以下にファイルが随時書き込まれていくか確認してみる。


More check list

  • ezcaコマンド群は問題なく動くか?
  • BURTは裏できちんと動いていて、epicsの変化を記録しているか?
  • Conlogは作動しているか?
  • CPU meterの値は十分小さいか?


Model building test

  1. Client Workstation上でMatlabが立ち上がるか?
  2. modelをbuildできるか?
  3. 再起動で問題なく動くか?


動作の挙動がおかしい

  • RTSの動作が重い、medmの各K1XXX_GDS_TP.adlの「CYC/USR」の左の数字が黄色または赤になっている:
    • 原因: データ保存用HDDがいっぱいになっている。 [解決策]

KAGRA/Subgroups/DGS/Manual/CheckList (last edited 2016-11-14 14:38:02 by TakahiroYamamoto)