Contents
Overview
・Temperature Control System#144
Schedule
Request
Requirement
- 温度調整機能を有し温度測定、出力機器の操作が可能であること。
- EPICSから状態・操作可能とする為、ネットワーク接続可能であること。
- ノイズ発生源とならないこと。(直流電源、直流出力を選択するべきか要確認。)
- ヒーターは巻き付け、最悪デロンギも動作させられるようにする?
Requirement Analysis
model selection
- Panasonic KT4R
機能 |
サンプル機 KT4R[AKT4R111100 ](最後はSpace文字) |
機種選定中の機種 |
操作電圧: |
1:AC100-240V |
2:AC/DC24Vにするべきか? |
センサー入力: |
1:マルチ入力 |
<- |
制御出力: |
1:リレー設定出力 1a AC250V 3A |
3:直流電流出力 or 2:無設定電圧出力(リレー設定出力で問題ないか検証が必要?) |
警告出力: |
1:1a(警告出力1) |
<- |
加熱冷却、ヒーター断線: |
00:機能なし |
<- |
通信機能: |
[Space]:なし |
1:あり Network接続は別途KS1が必要 |
- 候補
- KT4R(AKT4R1111001):AC100-240V、リレー設定出力、通信機能あり
- KT4R(AKT4R1131001):AC100-240V、直流電流出力、通信機能あり
- KT4R(AKT4R2131001):AC/DC24V、直流電流出力、通信機能あり
- 加熱冷却:不要、ヒーター断線:不要
- 検討課題
- 操作電圧:[AC100-204V] or [AC/DC24V]ならば安定化電源が必要
- 制御出力:[リレー出力] or [直流出力]ならばヒーターに併せて電源制御の回路が別途必要
- 必要機材
- KT4R x 2
- KS1 x 1
- LAN cable x 1(購入せずその辺のケーブルで代用)
- RS485 cable 1m x 2 :3線シールド付きツイストペアケーブル(決まったケーブルがないので探す必要あり)
KS1信号変換器ユーザーズマニュアルより抜粋 3-3 RS485通信 推奨ケーブル RS485 通信システムでは、伝送ケーブルとして次のようなものを推奨します。 (1) ツイストペアケーブルはシールドタイプを使用してください。 (2) 伝送ケーブルは 1 種類のみを使用してください。2 種類以上の伝送ケーブルを混在させないでください。 (3) ノイズ環境の悪いところでは、シールド付ツイストペアケーブルを使用してください。 (4) RS485 の伝送路は渡り配線とし、シールドケーブル使用時は片側接地としてください。 (5) RS485(+)、(-)端子へ 2 線接続する場合は、ケーブルの導体断面積は 0.3~0.34mm2 で同一サイズの 電線 2 本を使用してください。
- 操作側電源:100Vならコンセントから、直流なら別途安定化電源又はDC24V電源が必要 DC24V x 1 or 3
- 出力側電源:100Vならコンセントから、直流なら別途安定化電源又はDC24V電源が必要 DC24V x 0 or 2
Specification
Hardware Specification Document
- KT4R/KT8R/KT9R 温度調節器 ユーザーズマニュアル
- KT4R 温度調節器 通信取扱説明書
- KS1 Signal Converter User's Manual
- KS1信号変換器ユーザーズマニュアル
Design
Network and S-Number List
Optics |
KS1(S-Number) |
IP Address |
MAC address |
KT4R (接続局番) S-Number |
Memo |
|||||
PRM-PR3 |
10.68.160.130 |
00:C0:8F:CD:3D:5B |
#01 S2113157 |
#12 S2113168 |
|
|
Install(Ribbon Heater Not install) |
|||
PR2-BS-SR2 |
10.68.160.131 |
00:C0:8F:CD:3B:17 |
#08 S2113164 |
#09 S2113165 |
#02 S2113158 |
Install(Ribbon Heater Not install) Change:S2112836->S211282 |
||||
SR3-SRM |
10.68.160.132 |
00:C0:8F:CD:3D:5C |
#03 S2113159 |
#10 S2113166 |
|
|
Install(Ribbon Heater Not install) |
|||
ITMX |
10.68.160.133 |
00:C0:8F:CD:3D:68 |
#04 S2113160 |
01:ITMX(Heater) S2112828 |
|
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|
Installed |
|
ITMY |
10.68.160.134 |
00:C0:8F:CD:3D:57 |
#05 S2113161 |
01:ITMY(Heater) S2112829 |
|
|
|
|
Installed |
|
ETMX |
10.68.160.135 |
00:C0:8F:CD:3D:5A |
#06 S2113162 |
01:ETMX(Heater) S2112830 |
|
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|
|
Installed |
|
ETMY |
10.68.160.136 |
00:C0:8F:CD:3D:55 |
#07 S2113163 |
01:ETMY(Heater) S2112831 |
|
|
|
|
Installed |
|
IXCEYC |
-moxa? |
10.68.160.137 |
--:--:--:--:-- |
#01 S2113163 |
01:LASER1(Heater) S2112836 |
|
|
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|
Installed |
EXC |
10.68.160.138 |
- |
#01 S2113163 |
01:LASER?(Heater) S2115030 |
|
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|
|
preparation |
|
IXC |
10.68.160.139 |
- |
#01 S2113163 |
01:LASER?(Heater) S2115031 |
|
|
|
|
preparation |
|
IYC |
10.68.160.140 |
- |
#01 S2113163 |
01:LASER?(Heater) S2115032 |
|
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|
|
preparation |
Spare
Temperature Control Box(S2113167) KT4R(S2112836) KT4R(S2112823)
Development
Script
Scrupt File: /xxx/vis_temperature_control.py
[k1script1]上で、Supervisorに登録して起動しています。
/etc/supervisor/conf.d/k1vis.conf : vis_temperature_control sudo supervisorctl reread: confファイルの再読み込み sudo supervisorctl start vis_temperature_control: プロセス開始 sudo supervisorctl stop vis_temperature_control: プロセス停止 sudo supervisorctl status vis_temperature_control: statusの確認 他のやつも動いているので下記は使わない。 sudo supervisorctl reload: Supervisorデーモンの立ち上げ直し
Experiment
Windows Application
MOXA使用の場合は、こちらを参照して、シリアル通信のパラメータは下記KS1の設定に合わせること
- KS1用のApplicationを用いた使い方
- Configurator WD: IP Address、RS485の通信設定を行う
- KW Monitor: KS1を使ってKT4Rと通信を行うツール
- 設定
- KS1本体のDIPSW:
- 1:ON,2:OFF,3:ON,4:OFF
- 通信速度(1-3):38400bps, 通信設定切り替え(4):ソフト
- Configurator WD
- [ユニット検索]、[接続しているユニットを選択]-[編集]-[通信設定]にてCOM2(RS485)を選択して通信プロトコルを[Ethernet]を選択
- 38400bps、8bit、奇数、ストップビット:1を設定
- KS1本体のDIPSW:
- KT4R
- メニューから上記設定にあわせる、通信プロトコルは[MEWTOCOL]から[MODBUS]へ変更
1.KT4Rの前面パネルを操作して「運転モード」から「エンジニアリングモード」に入る(上三角と下三角ボタンを3秒間押下) 2.MODEボタンを数回押下して「通信プロトコル[CMSC]」に遷移する 3.MODBUS ASCIIモード[MODR]に上三角と下三角で設定する 4.MODEボタンを複数回押下して「エンジニアリングモード」から「運転モード」に遷移して終了
通信速度:9600(初期値)->38400bps、ビット長:7(初期値)→8bit, パリティチェック:奇数, ストップビット:1bitに変更
1.KT4Rの前面パネルを操作して「運転モード」から「エンジニアリングモード」に入る(上三角と下三角ボタンを3秒間押下) 2.MODEボタンを数回押下して「通信速度選択[CMSP]」に遷移する 3.38400bps[384]に上三角と下三角で設定する 4.MODEボタンを数回押下して「データビット/パリティ選択[CMFR]」に遷移する 5.8ビット/奇数[8odd]に上三角と下三角で設定する 6.MODEボタンを複数回押下して「エンジニアリングモード」から「運転モード」に遷移して終了
- KT4Rの接続局番を変更する。
1.KT4Rの前面パネルを操作して「運転モード」から「エンジニアリングモード」に入る(上三角と下三角ボタンを3秒間押下) 2.MODEボタンを数回押下して「機器番号設定[CMNO]」に遷移する 3.接続局番を上三角と下三角で設定する 4.MODEボタンを複数回押下して「エンジニアリングモード」から「運転モード」に遷移して終了
- KT4Rの入力種類選択を変更する。
1.KT4Rの前面パネルを操作して「運転モード」から「初期設定モード」に入る(下矢印とMODEボタンを3秒押下) 2.「入力種類選択[SENS]」に入ったら上下三角を押下して入力機器を設定する [重要]ここでのポイントは小数点付きの温度設定にすること! 熱電対:[K .C] K-200.0〜400.0℃ PT-100:[PT.C] Pt100 -200.0〜850.0℃ 3. 設定後、MODEボタンを複数回操作して「初期設定モード」から「運転モード」に遷移して終了
- KW Monitor(この試験は行わない。)
- 通信設定:IPアドレス(初期値192.168.1.5 port:9095)→ 10.68.xxx.xx oirt:9095
- 接続局番設定:01、02にチェックを入れる
- 端末設定:すべて表示を押してパラメータが表示されることを確認
- 接続端末一覧:端末接続状況で接続中になることを確認
熱電対とKT4Rの接続
- 接続手順
熱電対側は購入時M4Y端子になっている。KT4Rに直接接続するにはケーブルの先端を曲げる必要がある。 しかし今回は、熱電対の延長ケーブル10m, 20mと接続を行いケーブルを延長して使用します。 この延長ケーブルは、M3Y端子(KT4R側)と熱電対ミニチュアコネクタ(熱電対側)を両端に持つケーブルにて延長します。 そのため、熱電対のM4Y端子をミニチュアコネクタに付け替える加工が必要です。 以下、加工の手順です。 熱電対のケーブルは、赤がプラス側です。マイナス側は白、青になっています。
1.熱電対側のM4Y端子を切断 IMG_5832.jpg
2.ミニチュアコネクタに接続して固定 IMG_5835.jpg